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SIN@SAPPOROWORKSの覚書

C#を中心に、夜な夜な試行錯誤したコードの記録です。

簡易電話機の作成

1 百円ショップの携帯用ヘッドセット


百円ショップで買ってきたヘッドセット(携帯電話機用)を使用して簡易電話機を作成してみました。
単純にマイクとヘッドホンを回線に接続して会話ができるようにしたものに、着信検出及びスイッチ(オン・オフフックを表現)を付けました。DTMFによる発信機能は未実装です。

2 回路図


回路は、最小構成で極めてシンプルです。

3 電源

まずは回線に整流回路を接続して回線の極性に依存しない部分を引き出します。
次に、ここに12Vのツェナ−ダイオードを挟んで、それ以降の回路に大きな電圧がかからないようにします。(呼出信号がきた時などは、100V近い電圧がかかる為)

4 ヘッドフォン(受信)の接続


これは、回線にそのまま接続するだけですが、ちょっと電流が流れすぎるため220Ωの制限抵抗を入れました。 もちろん、制限抵抗の値はヘッドフォンの仕様に依存します。スピーカー接続であれば、増幅が必要だと思うのですが、今回のヘッドセットは1Vぐらいの振幅で充分なため増幅は省略されてます。

5 マイク(送信)の接続


ヘッドセットのマイクはコンデンサマイクのようで、出力を取り出すには電源及び抵抗が必要です。
最良な出力を得るための抵抗値は、出力レベルを見ながら色々変更して調べました。このマイクでは、10KΩでもっとも高い出力が得られましたが、この値もマイク依存でしょう。
マイクの出力も、1Vぐらいの振幅がありましたので、ここでも増幅は省略します。

当初、このマイク出力をそのままカップリングコンデンサ経由で回線に乗せようとしたのですが、インピーダンスが高いせいかうまく乗りませんでした。 そこでマイク出力は、いったんエミッタフォロワで受けてから接続する形態にしました。

カップリングコンデンサの値は、0.01μですが、0.1μだと音声周波数は通りませんでした。また、+側に接続されていますが、−側に接続しても動作は同じです。

6 呼出信号検出

呼出信号の検出は、簡略化と電池不要を目指して、交換機からの16Hzだけでそのままブザーを鳴らせる方式を試してみました。呼出音の音量やブザーの音色などは、あまり満足できるものでは無いのですが、贅沢を言わなければ、一応聞こえます。

なお、LEDは、「着信中」及び「オフフック」を表示するものです。

参考文献


事業用電気通信設備規則
トランジスタ技術SPECIAL No.8 データ通信技術のすべて
トランジスタ技術SPECIAL No.51 データ通信技術基礎講座

本ページの内容は、電話回線に接続して実験したものではありません。
参考資料等で入手した情報を、回線に接続しない環境(机上)で試しているのものです。
事業電気通信回線設備(NTT電話線など)へは、認定を受けていない端末は接続できません。
くれぐれもご注意ください。